クレジットカードが有名だけど、ファクタリングも良さそうだし…。
比較したいけど、よくわかんないな。
現金化の代名詞といわれるクレジットカード。
ですがリスクの大きさを知っておかないと、「まったく首が回らない…」なんてことになるかも…。
今回はクレジットカードとファクタリングにおける現金化の比較をわかりやすく解説します!
それぞれの特徴やリスクなどをまとめましたので、参考になさってください!
「今すぐ現金が欲しい!」というあなたのために役立つ記事です!
- クレジットカードとファクタリングの大きな違いは、現金化の対象・違法性・入金スピード・審査の有無!
- クレジットカード現金化の特徴
① ショッピング枠が対象
② 手数料はショッピング枠の10%~30%
③ 入金スピードは即日
④ 違法性を否定できず安全とは言い切れない - クレジットカードの現金化
① 給料などが対象
② 手数料は給料の10%~30%
③ 入金スピードは即日~数日
④ 違法性がなく比較的安全 - クレジットカード現金化のリスク
① 犯罪に巻き込まれるリスク
② カード会社から一括返済を求められるリスク
③ 自己破産ができなくなるリスク - ファクタリングによる現金化の注意点
① 基本給のみが対象
② 違法行為をする闇金業者もいる - クレジットカードよりも安全なファクタリングがおすすめ!
現金化の方法を比較!クレジットカード・ファクタリングの違い
そんなあなたのため、両者の違いを一覧表にまとめました!
クレジットカードとファクタリングにおける現金化の比較にお役立てくださいね!
クレジットカード・ファクタリングにおける現金化の比較表
クレジットカード | ファクタリング | |
---|---|---|
現金化の対象 | クレジットカードのショッピング枠 | 給料・売掛債権 |
手数料 | ショッピング枠の70%~90% | 給料・債権額の70%~90% |
入金スピード | 最短即日 | 最短即日~数日 |
審査 | なし | あり |
提出書類 | ・身分証明書 ・クレジットカードなど |
・通帳 ・社会保険証 ・給料明細 ・郵送物など |
返済方法 | クレジットカード払いと同じ | 給料入金後、ファクタリング会社に振込(原則) |
違法性 | グレー | なし |
クレジットカード現金化の特徴
クレジットカードの現金化は適性なやり方とは言い切れません。
現金化の方法で悩んでいる方は、しっかりと特徴をおさえてから検討しましょう。
- ショッピング枠が対象
- 手数料はショッピング枠の10%~30%
- 入金スピードは即日
- 違法性を否定できず安全とは言い切れない
特徴① ショッピング枠が対象
クレジットカードの現金化はショッピング枠を対象としておこなわれます。
意味わかんないんだけど…
と思った方のためにわかりやすく解説します。
たとえば、100円程度のおもちゃを50万円で買ってもらい、クレジットカード払いにするというやり方をイメージしてください。
クレジットカードの現金化業者は手数料を差し引いたうえで、残りの金額をお客さんに返します。
こうすることで現金化できます。
特徴② 手数料はショッピング枠の10%~30%
クレジットカードの現金化でかかる手数料の相場は10%~30%です。
決して安くないので、頻繁に使うとどんどんお金が減ってしまうことに注意が必要。
クレジットカードとしての適切な使い方をしていないことなどを含めて、利用を考える必要があります。
特徴③ 入金スピードは即日
クレジットカードの現金化は、即日で入金してもらえることがほとんどです。
なかには休みなし、365日対応の業者も。
クレジットカードの現金化には審査がないので、いち早く資金調達したい人に評判。
返済方法は普通のクレジットカードと同じです。
特徴④ 違法性を否定できず安全とは言い切れない
クレジットカードの現金化は違法性を否定できず、安全とは言えません。
以下のようにクレジットカードの現金化業者が摘発された事例もあります。
(前略)
現金化を巡っては、多重債務者らが事実上、高金利で金を借りているとして問題化。ただ、通常の商取引を偽装しているため摘発が進んでいなかった。
橋本容疑者は融資を求める客に1個30~120円のおもちゃのネックレスなどを宅配方式でクレジットカードを使って数千円~百数十万円の高額で購入させた上、カード会社から入金される代金の一部を差し引き、残りの金を客にキャッシュバックする方式で、カードのショッピング枠を現金化していた。
同課は、顧客がカードで購入した商品の中身について送られてくるまで知らなかったことや、取引金額が商品価値と比べて極端に高額なことなどから、売買は形式的な取引と認定。さらに、業者側はカード会社側から確実に入金される仕組みで、「実態としては差し引いた代金の一部を利息とする貸金業に当たる」と判断した。
(後略)
出典:nikkei.com
クレジットカード現金化の実態が貸金業にあたると判断されて摘発された事例です。
このように、クレジットカードの現金化は安全とは言い切れないことを把握しておきましょう。
ファクタリングによる現金化の特徴
ファクタリングの特徴は違法性がなく、安全に利用できること。
ですが入金スピードを比較するとクレジットカードよりも遅めです。
ここでは個人利用が多い給料ファクタリングの特徴をメインに、わかりやすく解説しますね。
- 給料などが対象
- 手数料は給料の10%~30%
- 入金スピードは即日~数日
- 違法性がなく比較的安全
特徴① 給料などが対象
ファクタリングが現金化するものは、個人の給料などです。
給料ファクタリングのほとんどは勤務先にバレることなく、素早く現金化できます。
また給料を買い取ってもらうファクタリングはお金を借りるわけではないので、信用情報に傷をつけません。
担保や保証人も不要です。
さらにファクタリング会社が給料を回収できなくても、利用者はその分のお金を請求されないことが特徴です。
特徴② 手数料は給料の10%~30%
こう思った方は要注意。
給料ファクタリングの手数料は10%~30%が相場。
クレジットカードの現金化と同じく、決して安いとは言えません。
早く給料を受け取れるからといって、何度も使うと手取り額が減ってしまうので気を付けましょう。
特徴③ 入金スピードは即日~数日
ファクタリングは最短即日で入金できるケースが珍しくありません。
ですが、勤務先の支払能力などに関する審査があるため、時間がかかってしまうことも…
そのため、翌営業日以降になることも多々あります。
ただ基本的には数日で振り込んでもらえるので、現金化の手段としては銀行融資などと比較すると早いと言えるでしょう。
なお給料ファクタリングは、通常通りに振り込まれた給料をファクタリング会社に振り込んで返す方法が一般的です。
特徴④ 違法性がなく比較的安全
給料ファクタリングは売買契約に該当するため違法性がなく、クレジットカードの現金化よりも安全と言えます。
給料ファクタリングは通常、利用者とファクタリング会社の2社間の契約。
ですが、法人が利用する場合は取引先を加えた3社間のファクタリングもあります。
利用者の審査はそこまで重視されませんが、貸し倒れがないよう支払者の審査はしっかりとおこなわれます。
事前に状況を把握してから契約に入ることからも、安全性の高さが伺えるでしょう。
クレジットカード現金化のリスク
絶対に安全とは言い切れないからこそ、クレジットカードの現金化リスクはしっかりと把握しておくべきです。
ここでは、クレジットカード現金化における3つのリスクをわかりやすく解説しますね!
- 犯罪に巻き込まれるリスク
- カード会社から一括返済を求められるリスク
- 自己破産ができなくなるリスク
注意点① 犯罪に巻き込まれるリスク
クレジットカードの現金化は違法性を否定できないため、怪しい業者が待ち構えていることも…。
正規の使い方をしていないことから、トラブルがあったときに被害が深刻になるケースが少なくありません。
たとえば、クレジットカード情報が盗まれたり、お金を振り込んでもらえなかったりといったリスクがあります。
注意点② カード会社から一括返済を求められるリスク
クレジットカードを現金化したことがバレると、カード会社から全額を一括で支払ってくれと言われる恐れがあります。
現金化したショッピング枠以外にも、キャッシング枠を使っていた場合には、さらに大きな金額になるので注意が必要。
ショッピング枠の現金化を禁止しているクレジットカード会社が多いので、バレるとピンチになるでしょう。
注意点③ 自己破産ができなくなるリスク
こんな風に思っている方は要注意。
クレジットカードの現金化をすると自己破産が認められない可能性があるからです。
そうなってしまうと借金の免除を認めてもらうこともできず、途方に暮れてしまうことも…。
これだけ大きなリスクを背負っても、クレジットカードの現金化をしたいかどうか、慎重に考えることが重要です。
ファクタリングによる現金化の注意点
ファクタリングを使って現金化をするときは以下の2点に注意が必要。
油断していると予想外のトラブルに巻き込まれてしまうので、しっかりとおさえておきましょう!
- 基本給のみが対象
- 違法行為をする闇金業者もいる
注意点① 基本給のみが対象
こんな見通しを立てていると、予想外の金欠に頭を抱えてしまうかも…。
なぜなら、ファクタリングは原則基本給のみが対象だからです。
残業代やボーナスが対象外となっていることがあるので、思ったよりもお金が手に入らないなんてことも。
「ファクタリングを使えばピンチを乗り切れる」と考えて支出を増やすと後悔する羽目になるかもしれません。
注意点② 違法行為をする闇金業者もいる
先述のとおりファクタリング自体は違法ではありません。
ですが、ファクタリング業者を語って闇金まがいのことをする業者は少なくありません。
ファクタリング業界はまだ充分に成熟しているとはいえないので、悪徳業者に騙されないよう注意が必要です。
以下のようにファクタリング業界を名乗った闇金業者が摘発された事件もあるので気を付けましょう。
出典:産経WEST「債権の買い取り装い「ヤミ金」、実質経営者ら7人逮捕 大阪府警」
【まとめ】現金化の方法を比較してベストな選択を!
最後にクレジットカードとファクタリングにおける現金化の比較について、おさらいしておきましょう!
- クレジットカードとファクタリングの大きな違いは、現金化の対象・違法性・入金スピード・審査の有無!
- クレジットカード現金化の特徴
① ショッピング枠が対象
② 手数料はショッピング枠の10%~30%
③ 入金スピードは即日
④ 違法性を否定できず安全とは言い切れない - クレジットカードの現金化
① 給料などが対象
② 手数料は給料の10%~30%
③ 入金スピードは即日~数日
④ 違法性がなく比較的安全 - クレジットカード現金化のリスク
① 犯罪に巻き込まれるリスク
② カード会社から一括返済を求められるリスク
③ 自己破産ができなくなるリスク - ファクタリングによる現金化の注意点
① 基本給のみが対象
② 違法行為をする闇金業者もいる
- クレジットカードよりも安全なファクタリングがおすすめ!
現金化する際にクレジットカードとファクタリングを比較すると、より良い方法を選びやすくなりますね!
リスクの大きさを比較すると、ファクタリングに軍配が上がりました!
現金化のスピードはそれほど変わらないので、より安全なファクタリングがおすすめです!
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